京青さんから教えていただいた情報。武生国際音楽祭は高名な作曲家である細川俊夫氏プロデュースの音楽祭で、テーマは「ロシアの音楽」。ロシア、というわりには、実際の内容はかなり雑多なものであるが、以下のリンクから辿ることのできるページを見ていただきたい。非常に興味深いプログラムが並んでいる。
http://takefu.typepad.jp/web/
で、今年の武生国際音楽祭、サクソフォン的興味で重要な出来事が。なんと、クロード・ドゥラングル教授が来日&出演するそうだ!!驚き!!確かに細川俊夫氏とドゥラングル教授は親交が深いと聞くが、こういった形での来日があるとは思わなかった。そういえば、最近の来日はドゥラングル教授と日本の音楽家の友情によるものが多いですね。2007年の「Quest」は野平一郎氏の招聘だし、2009年初頭の昭和音楽大学招聘は武藤賢一郎氏によるものだし。
オマケに、オディール・ドゥラングル女史とともに来日するそうだ!おおお!とりあえず、サックス関連のプログラムだけ抜き出して掲載しておく。
【クロード・ドゥラングル サクソフォン・リサイタル】
出演:クロード・ドゥラングル(sax)、オディール=カトラン・ドゥラングル(pf)、葛西友子(perc)
日時:8月19日(水)19:30
曲目:
C.ドビュッシー「ラプソディー」
E.デニソフ「ソナタ」
L.ベリオ「セクエンツァVIIb」
夏田昌和「西、あるいは秋の夕暮れの歌」
M.ラヴェル「亡き王女のためのパヴァ―ヌ」
A.ピアソラ「タンゴ・エチュード」
【細川俊夫と仲間たち】
出演:青木涼子(能謡・能舞)、田部井辰雄(guit)、クロード・ドゥラングル(sax)、平松英子(sop)、リューディガー・ボーン(指揮)、ネクスト・マッシュルーム・プロモーション
日時:8月22日(土)17:30
曲目:
細川俊夫「日本民謡集 より 黒田節、五木の子守唄 (2003) (voice & guit)」
細川俊夫「3つの愛の歌 (2005) (voice & sax)」
伊藤弘之「新作(武生国際音楽祭委嘱作品) (2009) (fl, ob, cl, perc, vn, vla, vc, pf)」
イザベル・ムンドリー「Balancen (2006) (vn solo)、Liaison (2008)(cl, vn, vc, pf)、Sandschleifen (2003/2006) (vn, vla, vc, pf, perc)」
【「新しい地平IV」作曲賞入選作と名作】
出演:ネクスト・マッシュルーム・プロモーション(ensemble)、リューディガー・ボーン(cond)、夏田昌和(cond)、クラウス・シェップ(fl)、クロード・ドゥラングル(sax)、宮田まゆみ(笙)、山本純子(pf)、塚越慎子(marimba)、青木涼子(謡)、石川星太郎(cond/pf)、ほか
日時:8月25日(火) 17:00
曲目:
作曲賞入選作3曲(ソロまたはデュオ)
夏田昌和「Layerd Song from Long Ago (cl, sax, vla, vc, vib) (2008) 」
西村朗「無伴奏のヴィオラソナタ第2番「C線のマントラ」(2007) 」
ジェラール・グリゼイ「Talea (fl, cl, vn, vc, pf) (1986)」
3 件のコメント:
やっぱり行きたくなったでしょ?(^^
私の大学の後輩が、ネクストマッシュ・プロモーションに所属していて、
細川 俊夫氏の個展で佐治 敬三賞を受賞したとのこと。
その後輩は、8/24にドゥラングル氏と共演するらしいです!
>ネクストマッシュ・プロモーション
団体名、ヘンになってました。(^^;
ネクスト・マッシュルーム・プロモーションですね。http://homepage2.nifty.com/kinoko2001/top.html
佐治 敬三賞受賞記念の東京公演は
聴きに行きました。
私の後輩のブログはこちらから。
http://sun.ap.teacup.com/yashemmi/
> 京青さん
面白そうですよね~。い、行きたい…。
ヴァイオリニストの辺見さんという方は、そういえば今までも何度か京青さんからご紹介いただいていますね。現代音楽にかなり強いヴァイオリニストのようで、いつか聴きたいなあと思っています。
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