今年のサクソフォンフェスティバルについて。メイン企画であるフェスティバルコンサートは、「伊藤康英個展」と「現代の音楽展」だそうだ。
「伊藤康英個展」は、ツヴァイザムカイト(への補足的一章?)、幻想的協奏曲、四重奏曲第二番、第七の封印、シャコンヌ、琉球幻想曲、23時45分のMr.シンデレラ、木星のファンタジーという豪華仕立てで、これは聴きがいがありそうだ。大学時代に、伊藤康英先生の音楽に少なからず触れた私としては、やはり逃さずに聴きたいところだ。「Mr.シンデレラ」は、かつて吹奏楽ダイジェスト版の初演に参加したが、やはりあの小オペラ形式で演奏されるのだろうか。「シャコンヌ」というのは、伊藤康英先生が編曲したバッハの「シャコンヌ」かな?(追記→)と思ったらそうではなくて、無伴奏アルトサクソフォンのための「シャコンヌ」だそうだ。伊藤康英先生のサクソフォンのオリジナル作品の中でも、最初期(1980年)に作曲されたもの。
「現代の音楽展」は、松尾大祐「トリツカレ男」、伊藤高明「山女魚」、松尾祐孝「Distraction IX」、生野裕久「四つの葦のための四つの章」、可知奈尾子「サルルンカム」というプログラム。三月にも聴きに行ったが、どの作品も興味深いものであり、再び聴くことができるのが楽しみだ。演奏者は、同じなのか or 変わるのか。その辺りにも注目して聴きにいっていみたい。
フェスティバルコンサート以外では、いつもとほぼ同じ企画群。フェスティバルオーケストラ、A会員による演奏、音大のラージアンサンブル、アマチュアステージ、等々。
今年もパルテノン多摩でのフェスティバル開催ということなのだが、茨城県つくば市にいたころと比べたら、格段にアクセスが良くなったな(苦笑)。さくっと行って、さくっと帰ってこれそうだ。
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