クラシックサクソフォンの音楽はもちろんのこと、サックス以外のクラシック、ジャズやタンゴ、現代音楽、ラテン、フュージョン、プログレッシヴロック、ワールドミュージックなどの音楽も好きだ。良い音楽ならば、どんなジャンルであれ積極的に聴いていきたいと思っている。
クラシックサクソフォンの中に立ち返ってみると、ブログの記事を見ると最近はなんだかライヴエレクトロニクス作品ばかり聴いていると思われがちだが、そんなことはなくて、いろんなCDを無節操に聴いている。ミュールやデファイエに代表される伝統的なフレンチ・スクールのスタイルはもちろん好きだし、それよりも以前のサックス、ラッシャーに捧げられたものや、そしてパリ周辺の最新の作品、もちろん日本のプレイヤーによる演奏に至るまで、なんでもかんでも。
見た目がなんであれ、重要なのは作曲家・演奏者の音楽性と演奏の質なのだということを再認識する。例えば、いくらゲンダイオンガクに好きだとは言っても、派手であっても聴いていてぜんぜん面白くないものもあれば、地味だけれど聴けば聴くほどに味わい深いものもある。
「音楽」って、もう括ることができないくらい肥大化している芸術分野なのだ。そのなかで、上手に取捨選択しながら聴き手として関わっていきたいものだ。もちろん、演奏側としても…。
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