2006/07/31

ジョン・ハールのLP

明日はインターンシップ中間報告会(?)。仙台から蒲田へ日帰りなんちゃって出張(笑)。

eBayを眺めていたら、なんとジョン・ハールのレコードを発見!「Habanera(Hannibal HNBL 1331)」という外見はポップスみたいだけれども、中身はクラシックのスタンダードなんかもたくさん入っているLP。しかもピアノはジョン・レネハン!Hyperionから「John Harle plays」が発売されたのが1986年(うろおぼえ)だから、その1年後の同じコンビによる録音か。某サイトで試聴できたので一通り導入部分だけ聴いてみたが、聴いていてニッコリしてしまうほどのハール節全開!独特の覇気ある音と圧倒的なテクニックにモノを言わせて、一気に聴き手を音楽の世界に引き込んでしまうこの才能は、この音源でもしっかり感じ取ることができる。よく細かく聴いてみると音程とか随分合ってないのだが、流れの中ではほとんど気にならなかったり…。

しかし、本当にデイヴ・ヒースの「Out of the Cool」はカッコイイ曲だなと改めて感じた。初めてこの曲を知ったのはEMI Redlineから出版されているマリナー管と演奏した協奏曲の盤で、今思えばそれは二度目の録音だったのですね。この一度目の演奏は、二度目の録音よりさらに生々しい音が印象的で、しかもこのジャズ風に決めてくれるピアノもなかなかに痛烈。曲も演奏もいいなあ、これ。しかしやっぱり曲自体のクールさもさることながら、ハール×レネハンやハール×マリナーが演奏してこその味が大きいのだろうな。

調べてみたら、eBay以外にもいろんなところで中古で出回っているようなので、またいい値段で見つけたときに買ってみようかな。

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