2022/07/13

「ワルツ形式によるカプリス」をソプラノで

スウェーデンのサクソフォン奏者Anders paulssonの、「A Date wih a Soprano Saxophone」というアルバムにはポール・ボノーの「ワルツ形式によるカプリス」が収録されている。しかしながら、アルバムタイトル通り、ソプラノサクソフォンで演奏されているのが珍しい。

キーは思い切りよく変えて(楽譜をin Bbで読む)いるのだが、違和感が先行するかと思いきや、聴いた瞬間に「これは可愛らしい!」と思ってしまった。何か小さくてコミカルなキャラクターの動きにそのまま付けられそうな音楽で、アルトサクソフォンで演奏されたときに感じる、「名人芸を披露する無伴奏作品」というイメージからかけ離れてしまっているのが楽しい。

0 件のコメント: