ハバネラ四重奏団のソプラノサクソフォン奏者として、また、パリ13区音楽院教授として有名な、フランスのサクソフォン奏者、クリスチャン・ヴィルトゥ Christian Wirth氏。ソロの録音は非常に少なく、手に入りやすいものは、グラモフォンレーベルのベリオ「セクエンツァ集」、カプレ作品集あたりくらいしかないのではないかな。
そのヴィルトゥ氏が、なんとウィリアム・オルブライト William Albright「ソナタ」を演奏している動画がYouTubeにアップロードされていた。説明には、今年のギャップ国際サクソフォンアカデミーでのライヴ演奏だと記されている。残響が多いため少し聴きづらいが、演奏のテンションはとても良く伝わってくる。ヴィルトゥ氏の演奏は、技術的に相当なものであり、また音の処理や密度のコントロールが非常に繊細だと感じた。ピアノの伊藤ふみえ氏も、快刀を振り回すかのようなダイナミックな演奏が面白い。
そういえばこのアカデミーにはマカリスター氏も講師として参加していたはずだが、マカリスター氏は何を演奏したのかなあ(この直前のコングレスでは、オルブライトを取り上げていた)。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
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