12th International Conference on Music Perception and Cognitionのサイトに、クリスチャン・ロバの9番目のエチュード「STAN」のアナリーゼ論文が掲載されている。ロバ作品に関する論文というと、大石将紀さんの研究論文しか知らなかった(あれは「バラフォン」に焦点を当てていたはず)のだが世界を探せばいろいろと出てきそうだ。
左のメニューのProceedingsをクリックしたあとに「Timbral & Textural Evolution as Determinant Factors of Auditory Streaming Segregation in Christian Lauba's "Stan"」のテキストを検索すると、論文へのリンクを見つけることができる。「スタン」を取り組む向きにはぜひご覧頂きたいが、それ以外にも、例えばロバの経歴が簡素にまとまっている、という点など、情報として面白い。この論文からcitationとなっているKu, P. Y.の「Four Recitals and an Essay: Christian Lauba and his Saxophone Etudes: From an Historical Perspective」が面白そうだな。University of Alberta所蔵とのこと(インターネット上からは参照できなかった)。
その他「Measuring tongue and finger coordination in saxophone performance」という論文?は、サクソフォン演奏時の舌と指の関連性について興味深い計測を行なっており、またそれほど内容も難しくなく、おすすめ。
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