2012/09/20

テンポについて

2011/5/22のコンサート@大田区民プラザで演奏したバッハ/伊藤康英「シャコンヌ」は、演奏時間がおよそ12分30秒。2012/7/13@WSCでの同曲の演奏時間は、およそ12分15秒。練習を重ねれば重ねるほど、慣れのためか速いテンポを選択するようになってしまったようだ。改めて両方の演奏を聴き返してみると、2011/5/22の演奏でもせわしない部分が散見され、その傾向はWSCでの演奏でさらに強くなる。WSCでの、バリトンサクソフォンソロに入るまでの部分は、特にせかせかして落ち着きがないような印象を受けた。

テンポを作ることに関して、意味なく速くなり過ぎないようなリハーサルを重ねる必要があると感じた。これは、録音して冷静に聴いてみた時の感覚を元にして修正をかけていくしかないのだろう。特に指定テンポが明記されていないようなアレンジ作品については、テンポを良く吟味しなければならないなあ(自戒を込めて)。

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「シャコンヌ」のネタつながりだが、YouTubeを眺めていたら、こんな「シャコンヌ」のアレンジを発見した。Pacific Saxophone Quartetの、1991年の演奏だそうな。「Charlton/Scudder」のアレンジと書かれているが、楽譜は現存するのだろうか。とはいえ、やはり私は伊藤康英先生のアレンジが好きだなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=McRmrFXlMBk

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