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由井平太さんのFacebook書き込みに興味深いものがあったので、ご紹介。
CBSソニーからシガード・ラッシャーバーンスタイン指揮ドビュッシー「ラプソディ」の録音が出版されていることは有名だが、その録音に使用されたと思われるスコアのファクシミリが公開されている。ロジェ・デュカス Roger-Ducasseの手によるオーケストラ版で、なんと小澤征爾、バーンスタインの書き込みつき!
下記リンク先に飛んで、View Scoreをクリックすると専用のビューワが開き、参照できる。リンク先のMarking Artistsの欄にはバーンスタインの名前しか書いていないのだが、明らかに日本語の書き込みも書かれており、このプログラムのアーカイブデータを参照するに、小澤征爾の書き込みも混在していることに間違い無いだろう。
http://archives.nyphil.org/index.php/artifact/847ec89e-9f41-4861-b57a-21e5d30cbe8d?search-type=singleFilter&search-text=saxophone&doctype=printedMusic
2 件のコメント:
これは実に面白いものを見つけましたね。例のラッシャーとバーンスタインの録音は1961年10月16日という日付がありますが、このコンサート(有名な「ヤング・ピープルズ・コンサート」ですね。青少年向けのテーマ性を持った啓蒙コンサートで、ここでは『印象主義』というテーマのようです)は14日。
バーンスタインが「海」と「ダフニスとクロエ」を振り、当時ニューヨークフィル副指揮者だった小澤(26歳!)が「祭り」(夜想曲より)とラプソディを振っているということは、16日のレコーディング・セッション本番に向けての下振りを小澤が担当したということが推測されます。
アーカイブを詳しく見ていけば、そういった類のインサイダー情報がいくらでも出てきそうですね。面白い時代になったもんです。
Thunderさん
コメントありがとうございます。
昨日はお疲れ様でした!ご参加いただきましてありがとうございました。
貴重な分析ありがとうございます。日付までの調べは行いませんでしたので、あやうくその情報を見過ごすところでした。ぜひこのコメント欄はみなさんに読んで欲しいですね!
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