本日は大宅裕さんのピアノ・リサイタルなのだが、本日取り上げられる作曲家がサクソフォン作品を書いているかどうか調べてみた。
■Luc BREWAEYS:ベルギーの作曲家。1991年から1992年まで、フランスのSaint-Nazaireのコンポーザー・イン・レジデンスを努め、その際に交響曲第4番"Kientzyphonie"を作曲した。この作品は、ダニエル・ケンジー Daniel Kientzyのサクソフォンと、大編成の吹奏楽団のために書かれている。
・Attention: Alto Solo! (1994) [Asax]
・Dirge for Dina (1991) [Ssax] dedicated to Daniel Kientzy→演奏はこちらから、楽譜はこちらから
・Kientzyphonie (1992) [A+Tsax, Winds] dedicated to Daniel Kientzy
・Non Iasciate ogni speranza (1989) [Sop voice, S+A+B+CBsax]
・Very Saxy (1990) [BSsax]
■Morton Feldman:アメリカの現代作曲家。1926年生まれ、1987年没。ピアノのための長大な作品、「トライアディック・メモリーズ」を聴いた時の感想は、こちらから。
・Round I [Asax, Asax]
リュック・ブレウェイズのほうは、ダニエル・ケンジーと親交が深いことが分かったのだが、大編成の作品をぜひ聴いてみたい。フェルドマンの「Round I」は謎。どのような経緯で作曲されたのかも不明であるし、Century Music Publishingtという出版社が版元だとされているが、その出版社の素性もわからないし…。
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