マルセル・ミュールのアメリカツアーの録音は、Andy Jacksonらの働きにより、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団とのライヴ録音(録音地は不明)、セルマー・アメリカのインディアナ州エルカート工場での録音などが発掘されているが、下記に示す録音は"1958年ユタ大学におけるライヴ"と書かれている。まさか新しく発見されたミュールの録音か!?と思ったのだが、何度も何度も聴き比べてみたところ、どうやらエルカートの録音と同一ソースのようだ(…と、私は思うのだけど)。いちおうAndy Jacksonにもヒアリングをお願いしている。
ただ、Andy Jackson提供のものと比較すると、ピッチや復刻環境がだいぶ違うようで、音像がクリアになり音楽が生き生きと聴こえてくる。50年前にアメリカで響いたサクソフォンの素晴らしい音色をご堪能いただきたい。
イベール - コンチェルティーノ Part1
http://www.youtube.com/watch?v=09zb6nogS-g
イベール - コンチェルティーノ Part2
http://www.youtube.com/watch?v=3ss0pytPMpM
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