あまり確定的な情報ではないのだが、クロード・ドゥラングル Claude Delangle 教授の次のCDの情報。BISレーベルからのリリースで、どうやら、クリスティアン・リンドベルイ(クリスチャン・リンドバーグ)指揮Swedish Wind Ensembleとの共演モノになる模様。レコーディングは本年中に行われる予定だそうだ。
でも、これが吹奏楽との協奏曲集だとしたら、どんなプログラムになるんだろうか?すぐ思いつくところで言うと、ダール、クレストン、フサ、ブールデンあたり。…まさか長生氏の「英雄の時代」や「He Calls...」じゃないだろう?田中久美子さんのランベルサール作曲コンクール入賞作とか?改めて考えると、吹奏楽バックのサクソフォーン協奏曲って、あんまり出てこないな。
…って、「Under the Sign of the Sun(BIS)」が出たばかりだと言うのに、気が早すぎますね。何はともあれ、楽しみに待つこととしよう。
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(追記)
少し探したら、暫定プログラムが見つかりました。こんな感じ。
・ポール・クレストン「サクソフォーン協奏曲」
・ジョン・ウィリアムズ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンよりエスカペイズ」
・ロジェ・ブートリー「コンチェルティーノ」
・ピアソラのコンサート・ピース 他
うーん、意外と軽めの曲目が多いなあ。どんな演奏になるんだろうか。
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そういえば、今年のIRCAMのアゴラ音楽祭では、ブーレーズ「二重の影の対話」サクソフォーン版を、ドゥラングル教授が演奏するんですかあー!(こちらのサイトからの情報)おまけにジョドロフスキの「Mixtion」までプログラムに入っているではないか!アゴラ音楽祭、一度でいいから聴きに行ってみたいのだが、よほど時間とお金に余裕がない限り、無理だろうなあ。
2 件のコメント:
初めまして。サクソフォンをやっる大石と申します。去年のブログで僕のコンサートのチラシを見つけてくださったという内容のものを拝見して以来、ときどき拝見させていただいてます。これからもどうぞよろしくお願いします。
さてAGORA音楽祭ですがブーレーズはパリ音楽院サクソフォンクラスの学生が演奏すると思います。先日IRCAMでブーレーズ直々のマスタークラスという物が行われたのですが、それを受講したミハという学生が演奏するようです。
ドゥラングル氏ですが、彼のレコーディングのプロジェクトは発売される予定が未定でもどんどん行われていて、昨年の末には歌とサクソフォンのレコーディングをしています。楽しみですね。
大石さん初めまして、コメントありがとうございます!プロサックス奏者、しかも現役のパリ音楽院在籍の方からのコメントということで、少し緊張しております。
改めてページを見てみると、確かにマスタークラスと書いてありました(;^^A早とちりしてしまいました。それにしても興味深い内容であることは確かで、しかもミハ・ロギーナ氏が受講生なのですか!エスケシュの録音などは聴いたことがありますが、一度きちんと音を聴いてみたいプレイヤーの一人です。
ところで、来年3月のオペラシティのB→Cリサイタル、楽しみにしております。どんなプログラム、そして演奏なのか、今からわくわくしています。
上手くまとまりませんが、それでは失礼いたします。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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