2009/11/19

ダニエル・デファイエの生徒たち(その8)

[1975]
新作課題曲:
Jean-Pierre Beugniot - Sonata
1er prix:
Pierric Leman
Jacques Charles
Christiane Hecht
André Lemasson

Beugniotは、作品を聴いたことがあった。以前、木下直人さんから送っていただいたジャック・デスロジェ Jacques DeslogesのLPに、四重奏曲が収録されているのだ。「アナモルフォーゼ」という、オーボエ、ホルン、バリトンサックスのための作品も作っているそうだが、うーん、響きが想像つかない(笑)。

この年の卒業生で最も重要な人物は、おそらくジャック・シャルルだろう。サクソフォン科を卒業した1975年にQuatuor de saxophones contemporainを結成し、同時代の作曲家の作品を数多く取り上げた。アルトにピエリック・ルマンが参加していたというから、驚きである。1976年より、Rochelle音楽院教授。現在は、パリ区立15区(ショパン)音楽院教授。ちょっと忘れてしまったのだが、たしかAs.Sa.Fra(かつてのフランスのサクソフォーン協会)の会長だったかな…。

ピエリック・ルマンは、フルモーカルテットのアルト奏者としてもおなじみ。ルーベ音楽院出身で、パリ音楽院に入学したのが1971年。1975年にサクソフォン科を卒業した後も室内学科で勉強を続け、1977年に卒業した。カンブレ Cambrai音楽院(現在ジュリアン・プティ氏が教授を務めている)教授を経て、Issy-les-Moulineaux音楽院教授。

クリスティアヌ・ヘシェは、名前から想像するに女性奏者かな?Lille音楽院教授。André Lemassonについては、見つけられず…。

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