アマリリス合奏団は、お馴染みmckenさんの参加する、木管アンサンブル団体。この日は各所でいろいろと催しがあったようなのだが(サックスのX-DAYだとか言われていたようだ…ミ・ベモル、ロッソ、昭和音大、裏サックスなど)、私はSaxophonyの合わせが終わったのち、これを聴きに行きました。
【アマリリス合奏団第22回オータムコンサート】
出演:アマリリス合奏団
日時:2009年11月22日 19:00開演
会場:府中の森芸術劇場ウィーンホール
プログラム:
G.ピエルネ - 民謡風ロンドの主題による序奏と変奏(sax4)
F.Y.ハイドン - Musical Clockのための作品(rec4)
P.ハーヴェイ - ロバート・バーンズ組曲(sax4)
嶋川聡 - クリスマスメドレー(sax4)
村松崇継 - 彼方の光(sax4)
織茂学 - ロンディーヌ(fl3)
L.フロレンツォ - 南アメリカ組曲(sax4)
J.ゲーゼ - タンゴ幻想曲(fl, pf)
サキソフォックスのお気に入りから - ルパン三世、長崎は今日も雨だった(sax4)
R.ヴォーン=ウィリアムズ - グリーンスリーヴス幻想曲
F.J.ゴセック - タンブラン
府中の森芸術劇場は、昨年に国立音楽大学サックス科の演奏会を聴きに伺って以来。このホールの、駅からの微妙な遠さと、商店街を抜けていく立地は、何だか地元(長野)のホールを彷彿とさせる。距離が2、3倍違ったりとか、平地と坂の違いとかはあるけど…長野の文化ホールは、基本的に車orバスでのアクセスを想定してますからね。
さて、第一部は、リコーダーで演奏されたハイドンの組曲、ポール・ハーヴェイの作品、そしてクリスマス曲集と、今まで聴いたことのなかった作品が、耳に新鮮に響いた。リコーダーの合奏というものも久々に聴いたのだが、本当に小型オルガンみたいな音がするのですね。びっくりした。ハーヴェイの「ロバート・バーンズ組曲」は、メロディアスな作品で、これは楽章単体でも取り上げやすいかもと思った。曲の可愛らしさに加え、演奏も素敵だった…。クリスマスメドレーは、自分たちでも演奏してみたい!
第二部は、最近流行りの「彼方の光」、演奏メンバーとして舞台に乗っていらっしゃったピアニストが書いたオリジナル作品、「南アメリカ組曲」、フルートとピアノのデュオ、サキソフォックスの2曲、大合奏でのグリーンスリーヴスとポルカ。どれも楽しく聴いたのだけれど、ノリノリの「南アメリカ組曲」と、大喝采となった「ルパン三世のテーマ」「長崎は今日も雨だった」が良かったなあ。ソプラノとアルトの1stを吹いていた方は、何者なんだろう(笑)。
レパートリー、演奏の両面から、室内楽の醍醐味を味わうことができた。会場がちょっと大きい感じもしたが、ウィーンホールという空間が作り出す上質な響きに酔いしれた。
2 件のコメント:
ご来場いただきどうもありがとうございました。ご挨拶もせずスミマセン。いろいろとオ聞き苦しい点もあったかと思いますが、いっそう精進しますので、ストレートな感想はまた別途(笑
Sop/Alto奏者は、kuriさんと来年4月に某所でご一緒できるはずですので、お楽しみに(^^;
いえいえ、本当に楽しかったです!室内楽の醍醐味を味わうことができました。私は四重奏をやっている身とはいえ、なかなか正統派なことをやらないので、どこかに何か忘れてきたものを、思い出したような気もします(笑)。
4月楽しみですね!
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