2009/11/30

ダニエル・デファイエの生徒たち(その14)

[1981]
新作課題曲:
Serge Lancen - Prélude et Scherzo
1er prix:
Frédéric Froin
Frédéric Juranville
Patrice Roquel
Pierre Grzeskowiak
Jean Claude Bersegol

おお、知っている名前がないなあ。

まず、新作課題曲の作曲家であるセルジュ・ランセンだが、1922年生まれということだから、デファイエ氏と同世代。この作曲家の名前を、私は今まで聴いたことがなかったのだが、これまでにサクソフォンのための作品を34(!)も手掛けているのだという。しかも、特定のプレーヤーに献呈するでもなく、1960年代から1990年代にわたってまんべんなくサクソフォンの曲を書いているようだ。きっとサックスが好きなんだろうなあ~。

Frédéric Juranvilleは、現在Orléans音楽院教授。初学者のためのメソードとして著した「Le saxophone」がVan de valdeより出版されている。

Pierre Grzeskowiakは、Douai音楽院&Arras音楽院教授。ぱっと探してみたら、なんとYouTubeに演奏動画があった!(こちら→http://www.youtube.com/watch?v=k-TwU6C943M)Guy Luypaertsという作曲家の、Un Bon Petit Diableという作品の演奏だそうだ。

Jean Claude Bersegolは、、Monosque音楽院教授も務めているようだが…MySpaceにJean Claude Bersegol Trioというグループのページがあって(→こちら)、ここでサクソフォンを吹いているのが本人だと思う。しかし、この編成は一体?ジャズ?ということになるのだろうか、なかなか不思議かつ魅力的な音響で、つい聴き入ってしまった。

他の2人については、めぼしい情報を見つけられなかった。

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