【わたせひでひこ 奇聞屋フルートライブ Vol.25】
出演:渡瀬英彦(fl)、池田さく子(fl,pf)、神田千文(vo)、木村泰子、佐藤和代、奥幹雄(以上fl)
日時:2014年8月6日 19:30開演
会場:奇聞屋
プログラム:
A.ピアソラ - タンゴ・エチュードより
小沢不二夫 - リンゴ追分
F.クープラン - ?
G.B.ペルゴレージ - フルート協奏曲より第2楽章
カルディス? - ?
L.d.ロレンツォ - フルート五重奏曲
A.ヴィヴァルディ - ピッコロ協奏曲より
E.グリーグ - 叙情的小曲集より
成田為三 - 浜辺の歌
? - ?
多忠亮 - 宵待草
いずみたく - 見上げてごらん夜の星を(アンコール)
毎月第一水曜日に渡瀬英彦先生が行っている奇聞屋ライヴ。なんと3年目に突入。今回は、前半にフルートソロ、中盤にフルートアンサンブル、後半に歌曲、という構成であった。
バスフルートによる「リンゴ追分」は初めて聴いたのだが、いやはや、この得も言われぬ美しさは他のどの楽器でも出すことのできないものだろう。バスフルートを聴くたびに感じる、身体の奥底と共鳴するような感覚はいったい何なのか。そして、ロレンツォの「五重奏曲」にも大変な感銘を受けた。立ち上がる5本の「気柱」の響きがハモったときの、想像を絶する音の厚みには驚かされた。フルートアンサンブルにサクソフォンアンサンブル勝っている点として、音の厚みは筆頭に経つものと考えていたのだが、今回の演奏を聴いてそうでもないケースがあるかも、と思えてきてしまうものだった(作品が素敵なのも良いですね)。
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