本日、そして明日、第4回ジャン=マリー・ロンデックス国際サクソフォンコンクール The 4th Jean-Marie Londeix International Saxophone Competitionの二次予選が開かれている。
Shyen Lee氏(マヒドール大学・サクソフォン科教授)の、JMLコンクールのFacebookページへの書き込みを見ると、次のようなタイムスケジュールにて進行するようだ。二次予選参加者全員の健闘を祈りたい。特段、日本からの参加となる伊藤あさぎさん、日下部任良さん、松下洋さん、中島諒さんには、ぜひ健闘いただきたいところである。
July 13
09:00 A. Pin-Hun Chen, Taiwan
09:45 B. Piyaphon Asawakarnjanakit,Thailand
10:30 C. Robert Bob Eason, USA
11:15 D. Asagi ITO, Japan
13:30 E. Xabier Casak Ares, Spain
14:15 F. Xin Gao, China
15:00 G. Luo Jie Luo, China
15:45 H. Chi Chihim Chik, Hong Kong
16:30 I. Kittikun Kittikun Jungate, Thailand
17:15 J. Kusakabe Tadayoshi, Japan
19:00 K. Pierick, Phil USA
19:45 L. Yo Matsushita, Japan
20:30 M. Don-Paul Kahl, USA
21:15 N. Alvaro Collao León, Chile
July 14
09:00 O. Ryo Nakajima, Japan
09:45 P. Sean Mix, USA
10:30 Q. Elisa Urrestarazu Capellán, Spain
11:15 R. Wisuwat George W. Pruksavanich, Thailand
13:30 S. Adrian Adrián Piñeiro Aspres, Spain
14:15 T. Kaiju Kay Zhang, Austrailia
15:00 U. Angel Soria Diaz, Spain
16:00 Jury Meeting and Announce the finalist
さて、二次予選選択曲List2の選択割合である。マントヴァーニが最も多く、次いで平義久、野平一郎とルルーが同数となる。野平一郎「アラベスク3」や平義久「Penombres VI」のいずれも、確かに素晴らしい作品であるが、こうやって国際コンクールの場で課題曲として指定されているのを見ると、作品としての評価の高さを実感し、やはり日本人として嬉しくなってしまう。
このグラフは、セミファイナリストの割合のみをカウントしているが、一次で惜しくも敗退となった参加者も含め、全体を参照すると、マントヴァーニと野平一郎が同数(ともに20人が選択)で、最も選ばれていた。次いで、平義久(14人)、ルルー(10人)となっている。Rojkoは2人、Rosseは1人である。この割合の中、二次にRojkoとRosseを選択したプレイヤーが残ったのは、より多くの選択曲を聴けるという意味で、興味深いことである。
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