2012/05/26

四重奏の選曲のこととか

ウケの良い曲ばかりをやっても団体の技術力は向上しないし、難しい曲ばかりをやっても演奏の機会が限られる。双方をバランスよく配置してゆくのが良いのかなあと考えている。技術的に挑戦しがいのある曲や、規模の大きな曲を1年に2曲~3曲ほど取り組み、その合間で簡単な曲を合わせて各演奏機会に充てる。大曲に関してはコンクールや審査用録音や自主公演等に使い、必然的に質の向上を図らざるを得ない状況を作り、団体としてのアンサンブル力向上を図っていく。そこで得た技術力をもとにウケの良い作品・わかりやすい作品の演奏をこなしていく、というのがベストなのだろう。

Tsukuba Saxophone Quartetは、今のところバランスがとれているかなあ。日本サクソフォーン協会のコンクールはやはり貴重だ。15分程度の緊張感ある舞台など、なかなか得られるものではない。また、自主公演の場ではできるだけ困難な作品に挑戦していきたい。いくつかネタもあるので、今後どのように進めていくか思案しているところ。

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