昨日の女川町出島での演奏のことを思い出しては噛み締め…まだまだ消化しきれていないのかもしれない。
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トルヴェール・クヮルテットが本多俊之氏と共演したアルバム「High Five(TOCT-9948)」。収録されている楽曲の中で一番好きなのが「ミュージック・フォー・シネマ」である。伊丹十三監督作品のBGMを、マルサの女2~あげまん~ミンボーの女~スーパーの女~マルタイの女~マルサの女という順番でサックス5本で表現してしまったアレンジだ。シンプルで耳に残るメロディが印象的な本多氏の作品と、サクソフォン5本の合奏はとてもマッチするように思える。アレンジが作曲者本人、吹いているのも本人なのだから、上手くいかないはずがないのだが、それにしたってこの効果は稀なものである。人気の「スペイン」よりも、最終的なアレンジの完成度は高いかもしれない。
実はいまTsukuba Saxophone Quartetで練習を進めている。本当はJ.C.Naudeの某作品が演奏したかったのだが、まあそれはまた今度。たまにはこのような聴きやすい曲をやるのもアリだろう。6/16の第3回サクソフォン交流会でお披露目予定。
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