2011/10/28

最近書いた記事関連で…

一件はサクソフォーン協会誌に、もう一件は某管楽器専門誌に、それぞれ記事を提供した。

サクソフォーン協会誌のほうは、ロシアのサクソフォンについて、S.ウィルソンの論文やJ.M.ロンデックスの評伝、ロシアのジャズサクソフォン史である「Red and Hot」等を参考にしながら書いた。実はもっと現代寄りの話題も出したかったのだが、シャポシュニコワ教授へのインタビューが言語の壁のせいで先送りにせざるを得なくなってしまい…やむなく、ソ連崩壊頃までの内容をまとめることとなった。ロンデックスのロシアツアーの話も盛り込み、そこそこ分量が多くなってしまった。

今回は編集委員としても参加しているので、校正作業のため、レイアウトが出来上がったぶんから少しずつ送られてきているところ。各著者の記事を先に読んでしまうのは楽しみがなくなってしまう…という残念な気持ちもあり、お得な気持ちもあり。発刊は11月頃になりそう、とのこと。

某管楽器誌のほうは、今日編集部まで出向いて担当の方とお話ししてきた。数年前にサクソフォーン協会誌に寄稿したシガード・ラッシャーに関する記事を全面的に見なおして、さらに30%ほどの書きおろし部分を付け加え、掲載してもらうこととなった。校正のためのゲラ刷りをもらったのだが、素晴らしいレイアウトにしてくださって感激である。こちらも11月発刊予定(また案内します)。

担当者の方と話が弾み、かれこれ2時間半も編集部に長居してしまった。サクソフォンのことからクラリネットのこと、何から何までマニアックな話が及んで、楽しかったなあ。

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