このブログではよくシガード・ラッシャー Sigurd Rascherのことを取り上げるけれど、じゃあ実際はどんな演奏をしたサクソフォニストか、ということはあまり知られていない。私の手元にはたくさん音源があるのだが、ネット上で公開されているものはないかと探したところ、「"ヴェニスの謝肉祭"変奏曲」の音源に載せてラッシャーのスライドショウが表示されるビデオが出てきた。
驚異的なフラジオと、ブレスコントロール(循環呼吸は使用していない)、音程の良さ、フィンガリング。この短い演奏を聴くだけでも、ラッシャーがいかに優れたサクソフォン奏者であったかが判ると思う。
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