大学の吹奏楽団時代にお世話になったトランペッター、M先生のライヴを観に、友人たちと西武池袋線沿いのライヴハウス、Buddyへ。きちんとしたジャズのライヴを観るのは、Charitoのインストア・イベント以来かも。
Tp, Gt, Dr, Bs, Keyという編成のスタンダードなジャズクインテット。M先生のトランペットを聴く機会は今までもあったけれど、ここまできちんとまとめて聴くのは初めてだったが、いやあ、すごかった!フリューゲルの暖かい音色、脳天を突くようなハイトーンに、2セット、計3時間に及ぶ長丁場だったが、最後までテンションは衰えず、むしろ果てしなく高潮するのみ、といった趣。なんつーか、改めてM先生の凄さを思い知らされました、いやはや。
ついつい体を動かしたくなるようなゴキゲンなナンバーから、観客を縛り付けるような集中力の高い曲、そして優しさ溢れるバラードまで、プログラムも多彩。家から駅までは原チャで行ってしまったため、お酒を飲めなかったのは残念だったかなあ(笑)。
わずか数メートル先で繰り広げられる、怒涛のインプロヴィゼイションの応酬。誰かが仕掛ければ途端に全体の進行が変わり、ギリギリの体制を保ちながら「ここぞ!」という瞬間に元の場所に戻る。…ジャズの面白さは、ライヴで体感してこそだ、とも思った。
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