今日は筑吹の57定。心配されていた雨も終演まで降らず、客足も上々。大変良い演奏会となった。第2部の司会を仰せつかっていたこともあり、袖から全てのプログラムを聴いた。
・筑波大学吹奏楽団第57回定期演奏会
2007/6/9(土)13:30~
於 つくば市ノバホール
第1部~劇場音楽特集
シャル・ウィ・ダンス?
交響詩「もののけ姫」
リバーダンス
サンチェスの子供たち
オペラ座の怪人
第2部~Symphonic Wind meets Jazz
アダム・ゴーブ - アウェイデー
ジョージ・ガーシュウィン - ラプソディ・イン・ブルー
ジョナサン・ニューマン - チャンク
エリック・ウィッテカー - ゴースト・トレイン・トリロジー
アンコール
エル・クンバンチェロ
舞子スプリングマーチ
さて、あえて身内であるということを抜きにして考えても、今回の演奏会には実に感銘を受けた。うーん、もう少し砕いて言うと「ぶらぼー!」。
第1部は、素晴らしい音のうねり。そして効果的なライティング。まるで、音楽から各作品のストーリーが伝わってくるかのようだ。第2部は、どの曲も難易度が高いはずだが、見事なまでの消化っぷり。特に、「チャンク」と「ゴースト・トレイン」は本日の演奏会の白眉だ(客席も大いに沸いていた)!このレベルまで持ってくるには、相当な苦労があったと思われるが、どうだったのだろうか。
アンコールも最高!ゴースト・トレインから、エル・クンバンチェロ~舞子スプリングマーチへの、客席と一体化したようなハイテンションぶりは、なかなか他の演奏会ではお目にかかれないだろうな。一方的な煽りではなく、奏者と聴衆の"濃い"空間共有を、確かに見た。
楽しい時間をありがとうございました(^^)>演奏者、スタッフの皆様。次の定期演奏会も楽しみです。
しかしこういうの聴くと、やっぱり吹奏楽って良いなあ、と心から思う。現役のときにだって、いろいろな楽しさを感じてはいたけれど、なくなってから初めて気付くもののほうが、多すぎるのだ。…例えば現役さんにひとつメッセージを送ることをお許しいただくならば、この話題に尽きるだろうな。
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