アマチュアの演奏を、わざわざお金を払って聴きに行くことの目的は何なのだろうか。特に吹奏楽の世界では、コンクールやアンサンブルコンテストの全国大会に行くと、びっくりするほどの満員で、たくさんのお客さんが演奏を楽しんでいる。その熱気は異様なほどだ。また、吹奏楽が有名な学校のコンサート。入場料が1000円を超えるにもかかわらず、チケットは売り切れ、開演前には長蛇の列ができる。
…しかし、自分の感覚からいえば入場券を買ってコンクールやコンサートを観に行こうという気にはなれないのだ。誰か知り合いが出場しているとか、応援が目的だとか、毎日吹奏楽を聴かないと禁断症状が出るだとか、そういうのなら事情が分かるけれど、 果たして吹奏楽を楽しむのに、高価なアマチュアの演奏会に出かける必要があるのだろうか?
1000円以上のお金を払って音楽を聴きに行くくらいなら、絶対プロの演奏を聴いたほうが満足できると思うのだがなあ。それでこそのプロだし、演奏は比べ物にならないだろう。
とまあ、しかしそんなことばかりを言っていたら、最終的には私たちアマチュアの発表場所がなくなる。アマチュアの存在価値すらなくなってしまうのだが。
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