伊藤康英先生に前々からご紹介を頂いていた「Saxophone meets Shubert」を2004/12/22のサクソフォーンフェスティバルで発見。会場で雲井さんと康英先生を見つけてサインをいただきました。ラッキー。(フェスティバルの話はまたどこかに。とても充実したものだった)。康英先生は須川さんの演奏を聴きに来てたらしい。
1曲目、アルペジォーネ・ソナタは一昨年の栃尾さんのリサイタルでのバリトンサクソフォーンによる超名演の印象が強く、栃尾さん以外の演奏はどうもあまり進んで聴くことができない。
2曲目、シューベルト「冬の歌」全25曲を布施雅也のナレーション&歌、康英先生のピアノ、雲井雅人のサクソフォーンで。本当に、素敵な演奏。ふだん奏される「冬の旅」と違って独自の解釈にてまとめられているが、布施雅也のナレーションはまさにハマリ役。圧倒的な存在感。康英先生が弾くベーゼンドルファーの弱奏におけるタッチの美しさ、雲井雅人の美音(康英先生のピアノと本当にマッチします)。恥ずかしながら「冬の旅」に触れるのは初めてなのだが、そのほうが違和感なく聴くことができるのだろうか?原曲を知っている人が聴くとどういった印象を受けるのだろう…。
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