ジャン=ドニ・ミシャ Jean Denis Michat氏が、ヨハン=ゼバスチャン・バッハ Johann Sebastian Bachのフルートのための無伴奏パルティータBWV1013を演奏している動画を、YouTube上で見つけた。演奏しているのは、第3楽章のサラバンド。バロック、古典作品などのアレンジ作品に関する演奏には定評があるミシャ氏。さすがの演奏だ。
この曲の演奏がCDにも収録されていることは、以前…といってもずいぶん前だが、このブログでも紹介した。このCDに収録されている演奏と、YouTubeの演奏とを聴き比べてみたが、全体的な構成感は近いものを感じた。テンポはやや違うが。個人的には、YouTubeの演奏のほうが好き。ひとつひとつの音に、よりしなやかさが加わっている感じを受ける。
演奏者としても、作曲者としても(Massive Hakaとか)、リヨン音楽院の教授(つい先日パリ国立高等音楽院に合格された、井上ハルカさんの師匠である)としても有名なミシャ氏。一度ライヴで演奏を聴いてみたいのだが、なかなか機会がなさそうだなあ。せめてCDだけでも手に入れたい…のだが、3rdアルバムはレコーディングされたっきり宙に浮いているみたいだし、うむむ。やっぱりフランスのサクソフォン情報を、日本にいながらにして完全に捉えきることは難しい。
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