某Sさん(Cさん)から教えていただいた情報:日本語日本文化学類開講の集中講義「文化論特講I(AE12211, J124101)」が凄い!なんと、講師に武蔵野美術大の白石美雪さんを迎えて、日本文化と音楽を絡めた講義を開くというのだ。音楽関連の講義が全く無い我が大学としては、珍しいことこの上ない。
白石さんと言えば、音楽研究家・評論家としては世界的に有名な方だ。私としては、須川さんのアルバム「Made in Japan(EMI)」で曲目解説を担当していたことをとっさに思い出す。そんな大御所がいらっしゃるとは…本当に稀な機会だ。
講義の内容は大変豪華なもので、こんな感じ(うろおぼえ)。
7/3(火)日本文化と音楽
7/8(日)NHK交響楽団コンサート「Music Tomorrow 2007」を聴く
7/9(月)日本における西洋音楽史(前半)
7/10(火)日本における西洋音楽史(後半)
コンサートつき!なんて面白そうな講義なんだろう。インターンの予定とぶつかりさえしなければ、履修申請しようかと考えている。
「Music Tomorrow 2007」の内容をちょっと先取りしておくと、
パスカル・ロフェ指揮NHK交響楽団
・新実徳英「協奏的交響曲 エラン・ヴィタール(2006)(第55回尾高賞受賞作品) 独奏:木村かをり(pf.)」
・ブルーノ・マントヴァーニ Bruno Mantovani「タイム・ストレッチ ~ジェズアルドの作品を下地に(2006)」
・金子仁美「Nの二乗(自然・数)(2006)」
・パスカル・デュサパン Pascal Dusapin「エグゼオ Exeo(2002)」
あのマントヴァーニのオーケストラ作品をやるのか!サクソフォーンと器楽アンサンブルのための「第3ラウンド Troisieme Round」を聴いたことがあるが、この「タイム・ストレッチ」はジェズアルドのマドリガルを発展させた管弦楽作品ということで、いったいどんな響きがするんだろう。興味津々。
(サクソフォンとピアノのための「気泡」でも有名?な)金子仁美さんのオーケストラ作品、(サクソフォンとチェロのための「風韻I」を聴いたことがある)新実徳英さんのピアノ協奏曲作品など、しかもそれが講義つきで聴けるというのだから、これは履修するでしょう。…ところで、大学院生はどうやったら学群の講義を履修申請できるんだっけ。
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少し話題が逸れるが、今年のN響ほっとコンサートも、山下一史指揮で吹奏楽編成を含むコンサートだそうだ!プログラムには、名曲、ホルストの「第一組曲」が含まれている。予定が合えば聴きに行きたいなあ。
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