2010/06/07

やりたい曲…

やりたい曲を、忘れないように書いておこう。

ソロ:
Dave Heath - Out of the Cool
JacobTV - The Garden of Love
Pierre Jodlowski - Mixtion
Jacques Becker - Western Ghats

四重奏:
伊藤康英 - 琉球幻想曲
上野耕路 - N.R.の肖像
横内章次 - Ballad for Trouvère
Erkki Sven Tuur - Lamentatio
Louis Sclavis - Attente et Danse
Alexandros Makeas - Engrenage
ELP - Tarkus
Johann Sebastian Bach - Chaconne
JacobTV - Heartbreakers
Benoit Menut (arr.) - Trip to Skye & An Awen
Roland Becker - Le marchand de chaussures électriques

あとなにかあったっけ?それにしても、挙がるだけ挙げてみたが、全部出来たらプロだな(爆)。でも、いくら吹いても足りないほど、素晴らしい曲はあるところにはあるものだ。見渡せないほどの大海原に漕ぎ出すのでなく、ひとつの湖の周りを一生かけて詳細に研究し尽くすのも、また楽しいもの。

あと、人前で吹かなくて良いから「Atom Hearts Club Quartet」とか、音を出してみたいですな。どこか他の四重奏団と、長生淳の「サクソフォン八重奏曲」とかも楽しそう。

2010/06/06

大石将紀スタジオコンサート

最近ラーメン食べてないなー。大学のときは、うっかり一週間に4食くらい食べてしまったこともあったくらいなのだが…まあ、ほどほどに味わいたい。

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自宅にテレビがない(もうかれこれ7年以上)ため、先日何度か放送されたという大石将紀氏のスタジオコンサート"ガーデン・オブ・ラブ"を、ついに観ることができず、悔しい思いをしていた。ところが、知り合いを当たっていたところ、なんとねぇ。さんがご自宅で録画していたとのこと!昨日、DVDに録画したものを頂戴した。ありがとうございます>ねぇ。さん

【ガーデン・オブ・ラブ 大石将紀スタジオコンサート】
出演:大石将紀(sax)、倉澤華(pf)
B.Britten - Pan (from Six Metamorphoses)
JacobTV - The Garden of Love
B.Britten - Niobe (from Six Metamorphoses)
藤倉大 - SAKANA
大石将紀氏による曲目解説
V.D'indy - Chorale Variée
Marco Stroppa - Ninnananna
Luciano Berio - Wasserklavier
André Caplet - Legende

門仲天井ホールで行われた、一連のリサイタルからピックアップしたであろうプログラム。凄すぎる(笑)JacobTVの音楽が、BS2とはいえ国内のテレビで放映されるような時代になるとは。初めて「Grab It!」を聴いて衝撃を受けた頃(2006年)には、想像すらできなかった。ようやくオランダに追いついたということだ。

特に感銘を受けたのが、後半のダンディとカプレ。この点、Donaxさんのレビューと同じ。ものすごい緊張感を湛えた演奏で、ビロードのような美しい音色と長大なフレージングに魅了された。前半の、JacobTVやSAKANAもいいですね!まず目を引いたのが豪華なスタジオセットで、NHKの本気を見たなあという印象。曲の進行に、三面スクリーン&電飾がシンクロするのだ…。「ガーデン・オブ・ラブ」でのソプラノサクソフォンの音色は、ずいぶんと固く収録されているのだが、大石さんの本来の音色はこんなものではないはず…もうちょっとレコーディングエンジニアに頑張って欲しかったなあ。

ストロッパとベリオはピアノのソロ作品。どちらも初めてだったが、興味深く聴いた。ピアノの倉澤さんについては大石さんが番組中に喋っており、そこで語られたエピソードが、なんだかその光景を想像してしまうようなもので、面白かった。

2010/06/05

ティモシー・マカリスター氏のリサイタル情報

先日ご紹介した、安井寛絵さんのリサイタル前売り券は、なんと売り切れてしまったとのこと。買えて良かったー♪

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今月半ばにアメリカより来日する、ティモシー・マカリスター氏のリサイタルをご案内する。以前、ブログ上で立て続けにマカリスター氏について、経歴や映像、CDなどを紹介した。

ティモシー・マカリスター氏の経歴
マカリスター氏とドゥダメル氏の共演
Prism Saxophone Quartet "Pitch Black"
中華的薩克斯風響
YouTubeの宣伝用音源

【Timothy McAllister Saxophone Concert】
出演:Timothy McAllister (sax), Kathryn Goodson (pf)
日時:2010/6/17 開演19:00
会場:ルーテル市ヶ谷ホール
プログラム:
Roshanne Etezady - Streetlegal
Heitor Villa-Lobos - Fantasia
Cesar Franck - Sonata
Wolfgang Jacob - Barcarolle (guest: Jonathan Wintringham)
平義久 - Penombres VI
William Albright - Sonata
問い合わせ:
03-5909-1771(ドルチェ楽器管楽器アヴェニュー東京)

Thunderさんもブログ上で書いているが、ヴィラ=ロボスの「ファンタジア」とセザール・フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」が特徴的だ。いくつか発売されているCDからは、比較的、同時代の作品に力を発揮する演奏家、というイメージを持っていたので、ちょっと意外?というか。どんな演奏になるのだろう!

そして、サクソフォンとピアノのための名曲、平義久の「Penombres VI」に、マカリスター氏が最も得意とする曲の一つであろうオルブライト「ソナタ」、さらにお弟子さんであるジョナサン・ウィントリンハム氏との共演も行うなど、盛りだくさん。ここ最近のサクソフォン関連の演奏会の中でも、もっともオススメできる演奏会の一つ。

このブログをご覧の皆様、ぜひ6/17はルーテル市ヶ谷ホールへ!!

片足の騎士 on YouTube

以前、カキツバタSEさんのライヴCDについてレビューを行ったが、その中でちらっと書いたGGさん作曲「片足の騎士」の演奏が、YouTubeにアップロードされていた。演奏の映像ではなく、録音にスライドショーのようなエフェクトがついているもの。

バリトンサクソフォン、ここに見参!瞠目せよ!って感じで、本当にカッコいいなあと思う。この動画URLは、コメント欄で匿名さんに教えていただいた。ありがとうございます!

2010/06/03

Attente et Danse

このLouis Sclavisのブログって、あの即興で有名なLouis Sclavisなのかなあ。どなたかご存知ないですかね。

というのも、このブログ内でAttente et Danseという記事を見つけたからだ。このタイトルは、サクソフォン四重奏とクラリネット&バスクラリネットのための、超カッコいいあの曲のタイトルと同じではないか!本当に素敵な写真で、"期待"と"ダンス"とは、よく名付けたものだ。

ハバネラサクソフォン四重奏団のアルバム「L'engrenage(Alpha 518)」を聴くまで、恥ずかしながらルイ・スクラヴィスの名前は知らなかったが、この一枚を聴くだけでも、本当に凄いミュージシャンだと思う。「Attente et Danse」は、その中でも最もよく聴いた作品(スクラヴィスの自作)。Attenteの不安定さと、Danseの愉悦感の対比が非常に面白い。

うーん、演奏してみたいなあ。しかし、さすがに楽譜が手に入らないかなー。

安井寛絵さんのリサイタル情報

【安井寛絵サクソフォーンリサイタル】
出演:安井寛絵(sax)、望月友美(mez-sop)、羽石道代(pf)、田野倉広向(electro)
日時:2010年6月8日(火曜)18:00開場 18:00開演
開場:ティアラこうとう 小ホール
プログラム:
田中カレン - ナイトバード
細川俊夫 - 暗い道
野平一郎 - 舵手の書
棚田文則 - ミステリアス・モーニングIII
A.ジョリヴェ - 幻想即興曲
A.カプレ - 伝説
E.デニゾフ - ソナタ
問い合わせ:
株式会社アクタス 03-5458-1521
安井寛絵 hiroeyasui.saxophonerecital@gmail.com

安井寛絵さんは、東京藝術大学卒業後に渡仏し、セルジー・ポントワーズ音楽院、パリ区立13区音楽院、ボーラレンヌ音楽院で研鑽を積んだサクソフォン奏者。フランスで行われるコンクールで入賞しまくっている他、一昨年の管打楽器コンクールでは第3位に入賞している。最近でこそ、サクソフォン奏者のブログが増えてきたが、安井さんのブログはずいぶんと前(2005年)から定期的に更新されている、サクソフォン界の老舗ブログのひとつ。そんなわけで、けっこう安井さんの名前は、私の周りのアマチュアサックス吹きの中でもよく知られている。

その安井寛絵さんの、帰国後初の本格的なリサイタルとなる。非常に充実した内容で、個人的には田中カレン、細川俊夫、野平一郎、棚田文則というあたりを連続でぶつけてくるのが楽しみだなあ。

2010/06/01

Louis Andriessenのサクソフォン作品

ルイ・アンドリーセン Louis Andriessenは、日本ではそれほど知名度は高くないが、オランダのもっとも重要な作曲家のひとりだ。キャリア初期には実験的な音楽を数多く発信していたが、最近ではミニマル・ミュージックやジャズの影響も取り入れた作品も多く手がけているようだ。

サクソフォンに関係した作品をいくつか作曲しているのだが、面白いのが、室内楽編成の中にサクソフォンを含めた作品が多いこと。たとえば、サックス3本、トランペット3本、トロンボーン1本とか、テナーサックス、マリンバ、ギター、ピアノとか…。アンドリーセンが、サクソフォンという楽器をどのように捉えているかが、垣間見えるような気がする。

サクソフォン関連の作品で、重要なものに「Facing Death」「Hout」「Hoketus」があるので、ひとつずつご紹介する。

「Facing Death」
弦楽四重奏曲をサクソフォン四重奏(SATB)にアレンジしたもの。"弦楽四重奏曲"とか"Facing Death"というキーワードからは、およそ想像不可能な曲。なんと、ディジー・ガレスピーやらチャーリー・パーカーあたりの、ほとんどモードジャズのフレーズを振りまく作品なのだ(しかも、18分間も!)…さすがに長いよ(苦笑)。オランダのAurelia SQ、そしてイギリスのDelta SQは、レパートリーに入れてCDのレコーディングもしている。かなり昔の話だが、Aurelia SQが来日公演を行った時に、トルヴェールQとの合同ステージで、お互いのレパートリーを一曲ずつ演奏しよう、ということで、なんとトルヴェールQがこの曲を吹いた、ということがあったらしい(けっこうはまるかも)。

「Hoketus」
1977年の作曲で、編成は2 Panpipes, 2 ASax, 2 Pf, 2 Elec Pf, 2 Elec Bs, 2 Congaというもの。13世紀のフランス音楽の一様式である、Hocket(ひとつの旋律を、短いスパンで声部間毎に受け持つ)とミニマル・ミュージックを融合させた音楽で、演奏家は2つのグループに分かれて、お互いに呼応するようにひとつの曲が作り上げられる。日本でも最近演奏記録があり、2009年にアンサンブル・ノマドが取り上げている。ちなみにこのときのサクソフォンは、大石将紀氏と江川良子氏。

「Hout」
テナーサックス、マリンバ、ギター、ピアノという編成。これはなかなか面白くて、ジャズ風の断片的なフレーズをテナーサックスが先行して演奏し、それに一拍、ニ拍と遅れて、他の楽器が追従してエコーを形作っていく、というもの。最終部では完全なユニゾンとなり、そして、なぜかウッドブロックの音が…(笑)。構成的にもユニークで、ライヴで聴いても面白そうだ。