ティモシー・マカリスター特集第2弾。
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若き俊英、グスターボ・ドゥダメル氏は、2009年シーズンより、ロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任した。就任記念コンサートの曲目は、ジョン・アダムスの「シティ・ノワール City Noir」とマーラーの「交響曲第一番」。マーラーの演奏もさることながら、委嘱・世界初演となったアダムスの新作が、非常に高い評価を得た。
「シティ・ノワール」は、長大なサクソフォンソロを含む。初演時に、サクソフォン奏者として参加していたのが、他ならぬティモシー・マカリスター氏。超高難易度のソロを見事に吹ききり、喝采を浴びた。その見事な演奏の一部を、YouTubeで観ることができる。「シティ・ノワール」第3楽章"The Boulevard Night"だが、トランペットのエレジックなソロを経て、曲の調子が一転、続いて、強烈なオーケストラのリズムに乗ってサクソフォンが咆哮する。目立つのは6:10付近からだが、トンでもない演奏だ。後半も、サクソフォンソロは、オブリガートとして常に目立ち続ける。
第3楽章の前半
第3楽章の後半
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追記。こちらのURLから辿れる映像のほうが、画質・音質ともに良好です。
http://video.pbs.org/video/1304120932/
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