作曲家とのコラボレーションも多く、テリー・ライリーや、フィリップ・グラスなどとも一緒に仕事をしたことがあるそうだ。へええ。例えば、Boosey & Hawkesから出版されているスティーヴ・ライヒ「ニューヨーク・カウンターポイント」のサクソフォン版は、彼女が編曲を行ったものである。
「Ponder Nothing(Innova 564)」は、彼女の実質的なデビューアルバム。テープとのデュエット、多重録音、ピアノとのデュエット、独奏曲など、様々な領域へ踏み込んでおり、守備範囲の広さを伺わせる。
Steve Reich - New York Counterpoint
Giacinto Scelsi - Tre pezzi
Mark Engebretson - She Sings, She Screams
Ben Johnston - Ponder Nothing
Wolfram Wagner - Sonata
Alexander Wagendristel - Saxoscope

そんなわけで、最初の4曲を繰り返し聴いている。「New York Counterpoint」と「Tre Pezzi」は、他にもかなり良い演奏があるためやや分が悪いかもしれないが、なかなか健闘していると思う。「New York Counterpoint」は、第3楽章のリズムがやや滑って、グルーヴ感が失われてしまっているのがやや残念だった。やはりこの曲は、指定テンポ&リズム通りに、クールかつ精緻に演奏されるのが好きだな。
「She Sings, She Screams」は、紛れも無い名演!後半の"叫び"のパートが素晴らしい。リチャード・ディーラム氏の演奏盤では、キレずに終わってしまった感があったが、この演奏はその不足部分を補うものだ。前半のしなやかな音色も、ぞくぞくしてしまう。「Ponder Nothing」も、特別なことをやっているわけではないのに、魅力があるなあ。
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