シャルル・ケックラン Charles Koechlinが作曲した、サクソフォン、フルート、ピアノのために書かれた傑作「ジーン・ハーロウの墓標 Epitaphe de Jean Harlow, op164」。その動画が、YouTubeにアップロードされていた。サクソフォンは、プリズム四重奏団のTaimur Sullivan氏。いやあ、本当に美しいですね。
この曲が市民権を得ているのって、おそらくロンデックス氏が吹き込んだLPのおかげではないかなと思う。「Musique de Chambre avec saxophone(EMI C 063-10734)」という1970年のLPに、ロンデックス氏はサクソフォンを含む室内楽作品を一挙に録音しているのだ。ロンデックス氏、なんとこれがセカンドアルバム。サクソフォンのレパートリーを開拓せんとする気合を感じる。
LPの原盤は、以前木下直人さんに譲っていただいたものがあり、所持している。また、EMIから復刻盤も発売されており入手しやすいはず…と、思っていたら、いつの間にかAmazonからカタログ落ちしている。店頭の在庫を狙ってみるのが良いかもしれない。
Heitor Villa Lobos - Sextuor mystique
Paul Hindemith - Sonate
Joaquin Nin - Le Chant du Veilleur
Andé Jolivet - Fantaisie-Impromptu
Jacques Chapentier - Gavambodi2
Charles Koechlin - Epitaphe de Jean Harlow op.164
Henri Tomasi - Printemps
Conrad Beck - Nocturne
2 件のコメント:
私がこの曲を知ったのも、ロンデックスのそのLPを友人(「テイクオフ」の建部知弘氏)から聞かせてもらったときだったように記憶しています。
フルート奏者は・・・・誰でしたっけ?なかなか素晴らしい演奏だったと記憶しています。
この曲の最も古い録音かもしれません。Jaques CASTAGNERのようですね。
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