木下直人さんに、ダニエル・デファイエ氏と、ジョルジュ・グールデ氏の復刻録音をいくつかお送りいただいた。フランス国立放送局が出版した「Masterworks from France」というシリーズに含まれる録音。「Masterworks from France」は、フランス国立放送局のアーカイヴ的なシリーズで、O.R.T.F.その他の演奏者フィーチャーした録音を、LPとして販売したものである。
デファイエ氏の演奏は、リヴィエ「コンチェルティーノ」とドビュッシー「ラプソディ」インターネット上でも参照できる録音ではある。演奏のすばらしさは言うまでもないが、圧縮音源と比較し、やはりLPからの復刻は音質が圧倒的に良い。ありがとうございます。
リヴィエ「コンチェルティーノ」:https://kurisaxo.blogspot.com/2022/11/blog-post_19.html
ドビュッシー「ラプソディ」:https://kurisaxo.blogspot.com/2015/01/blog-post_11.html
グールデ氏演奏の「ディヴェルティメント」も珍しい。昔、島根県のF様にお送りいただいて以来、すっかり存在を忘れていた録音だった。演奏内容としては、デファイエ氏の伝説的なブートリーの演奏(Crest)に比べるとかなり苦しいが(そもそも、シンコペーションが多用された第1楽章を、オーケストラと演奏することの難しさ…)、ともあれ非常に貴重な録音である。
おなじみのジャケット(今回頂戴したものとは無関係のProgram No.701)。
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