月曜日のこととなるが、感想を書き残しておきたい。
【Bass Flute Crossover Unit "BASUYA LIVE"】
出演:渡瀬英彦(bf)、榎田雅祥(bf)、斎藤和志(cbf)、寺田正彦(pf)、荒川洋(bf)、大西圭子(bf)、中島愛(bf)、SAKUKO(bf)、福田亜由美(bf)、堀琴雅(bf)、渡辺旭(bf)、三上麻結(bf)、小林真奈(bf)、山田くに子(cbf)、古田戸勝市(cbf)
日時:2015年11月16日(月曜)19:30-20:30, 21:15-22:35
会場:
プログラム:
岸の柳
新作(寺田正彦・新作)
蘇州夜曲
チャッコーナ(メルーラ)
象(ドビュッシー「子供の領分」より)
うさぎのダンス
BASUYAダヨ!全員集合!(斎藤和志・新作)
越天楽
(?)
リンゴ追分
上を向いて歩こう
ちょうちょう
イストラーダ
いつか見た青い空(荒川洋・作)
火星(ホルスト「惑星」より)
(?)
タイスの瞑想曲
渡瀬先生に誘われて伺ったバスフルートを中心とするユニット。昨年の12月に聴いて以来、まるで音楽の始原を垣間見るような独特の響きに囚われてしまった。もともとバスフルートの響きは知っていたが(まあそれも渡瀬センセのライヴで知ったのだが)それが幾重にも重なり、さらに低音方向へと増強されることで、未曾有の響きが生み出される。
多彩なプログラムが並んだが、さり気ない始まりから怒涛の音圧へと变化してゆく「蘇州夜曲」や、あまりに特徴的なバロック作品「チャッコーナ」など、圧倒されるものも多い。寺田氏を中心としたアレンジ陣営のしごとも素晴らしい。メンバーのオリジナル作品では、斎藤和志氏の「BASUYAダヨ!全員集合!」が、楽しさの中にヒネリが加わったような、なんとも言えず惹かれる内容であった。
何曲かは、フルメンバーでの演奏となり、それがまた見た目にもサウンド的にも凄まじい。いやはや、バスフルートが12本、コントラバスフルートが2本、さらに大きな名称不明の大きなフルートが1本と、ピアノ。和声を楽しむ、という感じではないが身体の芯にダイレクトに響いてくるようなサウンドにしびれたのだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿