少し前、2015年11月6日は、アドルフ・サックス(1814.11.6-1894.2.4)の生誕201周年の日であった。GoogleのDoodleにアドルフ・サックスが登場!Googleの粋な計らいに興奮した方も多いことだろう。
そのDoodleの画像の中のひとつに、アドルフ・サックス制作の"トロンボーン"が表示されていた方をご存知だろうか。6バルブのトロンボーンの発明も有名だが、やはり見た目のインパクトではこちらだろう。発明は1867年と言われているが、発明当初、熱狂を持って迎えられ、なんとパリ・コンセルヴァトワールにこの楽器の教育クラスができたというから驚きだ。だが、非常に重く、また見た目通り構造が複雑であること、またフィンガリングの難しさにより、廃れていったという。バルブは6つで、ベルは7つ。7つ目のベルは、バルブをひとつも押していないときに機能する。
ベルギーの楽器博物館(MIM)のページでは、音を聴くこともできる(→こちら)。
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