やはりこれも日本のサクソフォンの歴史に関連する資料の収集において入手した資料。宗貞先生経由で、石渡先生からお送りいただいた。中身の公開許可は取っていないので、とりあえず表紙の写真だけ載せておく…今度石渡先生に会った時に、公開して良いかどうか聞いてみよう。
「大理社」が1966年10月に発行?(まさか印刷…ではないよな)した、アカデミア・サクソフォン四重奏団の紹介冊子。アカデミアSQ結成にあたっての宣言文、メンバー紹介、サクソフォン四重奏の沿革と現状、アカデミアSQのレパートリーが書かれた、12ページほどの資料だ。
アカデミアSQは、日本における初めての公式常設サクソフォン四重奏団として活動した。この資料によれば、メンバーは宮島基栄、伊藤洋子、石渡悠史、中村均、とのこと(後年、メンバーは変わったはず…)。
さて、概要の英訳を行わなければ。。。
3 件のコメント:
これは貴重な資料ですね。
私がThe Saxに書いた記事では、アカデミア四重奏団の結成は1969年という雑誌記事を参照しその記述に従いましたが、66年にはもう存在していたのですね。
ちなみに伊藤洋子氏は故・大室勇一氏の奥様です。今もさいたま市内にご健在で、一昨年ですがお会いしたこともあります。
Thunderさん、コメントありがとうございます。私もThe SAXを見返して、気になっていました。この資料に「xx年結成」とは明確には書いていないのですが、内容を読んでいくと立ち上げ時的な言い回しが節々が散見されます。ですので、1966年結成なのかもしれません。これも今度石渡先生に聞いてみようかと思います。
さいたま市の件は、しらこばとですね!ブログ記事拝見したのを覚えています。貴重な情報ありがとうございます。
ひとつ訂正です。
洋子先生はさいたま市内ではなく、現在は都内のご実家にお住まいだとのことでした。
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