2014/03/02

個人練習、タンゴ

サクソフォン四重奏でタンゴというと、TsukubaSQで取り組んだことがあるのは、すべてアストル・ピアソラの作品、「ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬(余談だが、「ブエノスアイレスの四季」という曲はピアソラは作っていない)」「乾杯」「ナイトクラブ1960」くらいだ。いずれもアレンジ作品である。

最近、6月の交流会に向けて、サクソフォン四重奏のために書かれたオリジナルのタンゴ作品を2曲さらっている。今日はその2曲を個人練習した。

1曲は、ハバネラQでおなじみT.エスケシュの「タンゴ・ヴィルトゥオーゾ」。ソプラノが激烈に難しいが、他のパートもなかなかいやらしくて、苦労している。まず技術的に固めるところまで持っていくのが大変で、さらにその先、どのような雰囲気に落ち着けるかというのはまだ先の話。

J.L.d.ティロという作曲家の「トルメンタ・タンゴ」は、少し珍しい作品。おそらく日本で演奏されたことはないのではないかな。「トルメンタ(=嵐)」の名にふさわしい賑やかかつスピーディな展開が魅力のかっこいい作品。ところが、楽譜はとんでもないことになっており、これはちょっとかなり苦労しそうな雰囲気。体力的にもかなり大変そう。

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