J.S.バッハの「シャコンヌ」のサクソフォン四重奏版といえば、伊藤康英先生の編曲が世界最高のものだと思っているのだが(というか、バッハ作品のサクソフォン編曲のなかで至高のものと言い切ってしまいたいほど)、Gary Scudderという人物が編曲した楽譜もあるそうだ。最近立て続けに2つほどそのアレンジの演奏をYouTubeで見つけ、気になって調べてみたのだが、Shawnee Pressから出版されており特に苦労せず購入できるとのことでとても驚いた。
Morosco Saxophone Quartetによる演奏
Pacific Saxophone Quartetによる演奏
http://www.youtube.com/watch?v=McRmrFXlMBk
康英先生のアレンジはブゾーニ編を基準としており、和音も拡張されたドラマティックな構成が魅力的だ。対してGary Scudderの編曲は、原曲の持つある種の軽やかさやシンプルさを上手く引き出した編曲だと感じた。15ドルなら、買ってみてちょっと音を出してみようかな…。
2 件のコメント:
ああ、それ持ってます。
買ったのはいつだったか忘れたくらい昔のことですが、普通にアカデミアとかクランポンで売ってましたよ。
Thunderさん
そうなんですね(笑)昔はそこそこ演奏されたりしたのでしょうか。CDになっているという話も聴いたことがないのですが…
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