Tsukuba Saxophone Quartet演奏会の東京公演から一週間、今日はラヴェル「クープランの墓」の松雪先生レッスンだった。
午前中、レンタルスタジオに篭って二時間ほど個人練習。帰りがけに食べたさしみや五坪の"鯛ラーメン"と"カレーライス"のセットが美味。午後は交流会の諸々をやったり、いろんな連絡をしていたらあっという間にレッスンの時間になってしまった。慌てて移動。場所は新大久保のウィンドクルー(伺うのは初めて)。
およそ一時間半ほどのレッスンで、プレリュードからリゴードンを順々に。いろいろと修正してもらったのだが、やはり一番は(もちろん奏法や譜読みに問題がないという前提で)その曲の各フレーズの背景をきちんと理解して、演奏に反映させるということであった。例えばプレリュードの主題(装飾音付きの符点四分音符)は、バロック様式を知っていれば、かなり劇的に吹いてしまったほうが効果的に聴こえるのだ。これには結構衝撃を受けた。また、どう吹けば効果的であるか、という点で、リゴードンの吹き方を修正することでラヴェルの和音がとても良く見えてきたことにも驚いた。
同時代の作品ではなく、「クラシック」を吹くときは特に、慎重に演奏の様式を学ばなければならないのだと思い知らされる。同時代の作品の何倍も勉強し、練習をこなさなければならないのだ…。やはり時々レッスンで修正してもらうことは必要だなあ。
あとはこの内容を、どのように自分たちの演奏に活かしていくかというところ。実は6/16の本番まで合わせの時間は限られているのだが、なんとか上手くこなしていきたい。いやはや、充実したレッスンだった!ラヴェル、面白い演奏になりそうだ~。
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