松下洋さんのブログには、時々ご自身の演奏が紹介されることがあり、楽しみにしている。自分の演奏をアップしているサクソフォン奏者は多いが、松下さんの特徴は何といってもレパートリーがとんでもないこと。先日の演奏会でも、小川卓郎さんとともに"ブラックな"作品を数多く演奏しており、感銘を受けた。
そのなかの演奏から、いくつか。
クリスチャン・ロバ「XYL(Balafon2)」
http://www.youtube.com/watch?v=2bOi_b2fZhY
先日のドルチェ新人演奏会の演奏から。実は「XYL」を聴いたのは初めてだったのだが(お恥ずかしい)、中間部の畳みかけるようなフレーズに驚いた。「Balafon2」の名は、伊達ではない…。
ジャン・ピエール・ブーニョ「四重奏のための小品」
http://www.youtube.com/watch?v=quF9TCeYS5I
松下さんと、洗足学園音楽大学のみなさんの演奏。サクソフォン研究科の定期演奏会で演奏したときのライヴ録音だそうだ。スーパーハイテンションな演奏。ブーニョ(Jean Pierre Beugniot)という名前もほとんど初めて聴いたのだが、デファイエ四重奏団がレパートリーにしていたことで有名なのだそうだ。1978年にデファイエSQが来日した際、ブーニョ、パスカル、ルジェ、ダマーズ、ベルノーという超弩級プログラムを披露したとのこと。
その他、マリリン・シュルード「リニューイング・ザ・ミス」やピート・スウェルツ「クロノス」などもアップロードされている。松下さんのブログや、YouTube等から辿っていただきたい。
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