アンサンブル・コンクールの事務局に提出した録音に対する、講評が到着。…ふむふむ。和声の変化から吹き方を変えなさい、か。瞬間瞬間の吹き方は、朝の練習時間さえ取れれば何とかなるので、もっと微分したところを考えないとだめだよなあ。「時間の芸術」なんだし。
脳内対談。「もう一回微分すると、音楽のベクトルが見えてくるのかなあ。しかし楽譜って離散的な記号の羅列だし…そう考えると、作曲家の指示って意外と情報量の少ないデジタルなもんだなあ。二回も微分したらほとんど何も残らなくなりそう。」←理系。
第3楽章に関してはこんなところとして、差し迫った問題は、第1楽章全体の把握を(個人的に)しきれていないこと。ソナタ形式らしいが、いまだ提示部~展開部~再現部や第一主題、第二主題の区切りがどこにあるのか、いまだにわからん(爆)。
そういえば、グラズノフの「四重奏曲」のLP持っていたっけ、と思い出して、引っ張り出してきた。
旧ソ連の音楽家たちによるグラズノフのサクソフォーン作品のLP。そんなに珍しいものではなく、オークションなどを漁れば意外とすぐに見つかる。「協奏曲」「サクソフォーン四重奏曲」入曲。実はまだ入手したっきり聴いていない。「協奏曲」はCDになっているようなのだが。
このLPは、いくつか盤の種類があるようだが、このジャケットはなんだろう。英語圏に向けて作られたMelodiya原盤?もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。
「LPなんてどこで聴くの」と良く尋ねられるけれど、嬉しいことに大学の図書館にプレイヤーがあるのだ。図書館にLP持ち込み→ケーブルつないでポータブルMDに録音→MDからパソコンに録音→CDに録音、とやると、以降の取り回しが楽になる。
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