いつものように研究室から外に出て、電気ポットに水を汲みに行こうとしたら…どういうわけか、右手人差し指の爪の根元付近を、鉄製の重いドアの支点の近くに挟んでしまった。
挟んだ瞬間「ポキッ」という音が。えー!!
そこからは大慌て。猛烈な痛みで、よもや骨にヒビが入ったか、もしくは骨が折れたかと、慌ててつくばシティアビルの整形外科に駆け込む。
何が怖いって、右手人差し指といったらサックスの「ファ」ですよ。「ファ」が押さえられなくなったら、事実上「ファ」~「ド」が使えないではないか!一ヶ月以内に吹奏楽の本番やら、アンサンブルコンクールやらを控えている身としては、骨に異常がないことを祈るばかり。骨に異常があったら一ヶ月は人差し指に負担をかけられない=楽器を吹けないからなあ。
…で、整形外科で仰々しくレントゲンをとってもらい、ドキドキしながら検査結果を待つ。「ファの指って親指で押さえられるのかなあ」とか「親指で押さえられなかったら、演奏辞退かなあ」と気が気でない。そして検査結果。幸い骨に異常はないとのこと。ほーっ。そのときの安堵感といったらもう…。
ただ、内出血と爪の痛みがひどいので、しばらくは「ファ」の開閉が鈍いかも知れませぬ>関係者のみなさま。楽器やっている以上、指はきちんとケアしなけりゃいけないですね。怪我してから初めて気付くけど、指が10本気兼ねなく使えるのって、ありがたいことだ。
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