2005/07/26

デザンクロ合唱曲集

7/23に東京へ出た際に、アルフレッド・デザンクロの作品集「Requiem(Hortus 009)」を入手。渋谷のHMVのクラシックフロアに何気なく行ったら、普通に置いてあって目を疑った。即刻購入したのは言うまでもない。今まで見つからなかったものがなぜ突然…と思ったが、どうやら最近広く流通し始めているようですね。その後訪れたタワレコにもありました。

ぷ~れんさんのWebサイト「あんぐらCD博物館」(→http://www.geocities.co.jp/MusicHall/6119/)のデザンクロのコーナーで紹介されているのを見て以来興味があったCD。合唱とオルガンのCDなんて初めてマジメに聴いたかもしれないが、敬虔なまでの和声の美しさに思わず感動してしまった。

ふだん管楽器を専門としているせいか、「静かな美しさ」に惚れたのかも。大きい音によって人を圧倒すること(=迫力ってやつか)だけでなく、こんなに心震え圧倒される音楽がわずか十数人の人の声で実現できるとは…CDで弱音にしびれたのは久々かもしれない。さらに演奏だけでなくこの合唱曲の美しさといったら!どの曲もシンプルながら究極的に純度が高い。作曲者と演奏者の両方に大拍手。

このCDの入手を機会にデザンクロの「サクソフォーン四重奏曲」「前奏曲、カデンツァと終曲」の所有音源を整頓してデザンクロに関するページ作成でもしてみようかな。

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