2011/06/02

2011年ララン氏来日

国内サクソフォン界ではすっかりおなじみとなったジェローム・ララン Jérôme LARAN氏が、今年も来日する。

http://www.jeromelaran.fr/

【ジェローム・ララン サクソフォンリサイタル"FANTASIA"】
出演:ジェローム・ララン(sax)、ミカエル・エルシェイド(pf)、ヴィーヴSQ
日時:2011年7月14日(木曜) 19:00開演
会場:東京オペラシティ・リサイタルホール
料金:一般4000円、学生3000円(いずれも前売り料金)
プログラム:
P.モーリス - プロヴァンスの風景
吉松隆 - ファジイバード・ソナタ
A.ピアソラ/浅利真 - アディオス・ノニーノ
問い合わせ:
3key73@gmail.com(CONTINUO JAPAN)

ララン氏は、来日のたびに、現代フランス・サクソフォン界のありのままの姿を、新鮮な驚きと感動をもって味わわせてくれる。昨年はフェスに来日したが、クラリネットのために書かれたナントカという超絶技巧作品を、多くの聴衆の前で見事に料理してみせた。この人に、サクソフォンを操る限界なんて無いのではないか…などとも思ってしまったほどだ。

実質的な初来日だった「サクソフォン旋風」(ほぼ全編サクソフォンとエレクトロニクスの演奏会)、「舵手の書」の日本初演となった声、サクソフォン、ピアノの演奏会@アプリコ、コンティニュオを引き連れての来日など、思えばいろいろと聴いてきたが、こんどはモーリス&吉松という超スタンダード。吉松隆作品は、これは本当に楽しみだなあ。

公式ページにも掲載されていたが、今回の来日ではCafuaへのCDレコーディングも行う予定とのこと。どんな作品を収録するのか、こちらも楽しみに待ちたい。

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