2007/06/01

WSC2006ハイライト on YouTube

2006年にスロヴェニアのリュブリャナで開催された、第14回世界サクソフォーンコングレスのハイライト動画を、YouTubeで楽しむことができる。地元のTVで放映されたものを、どなたかがアップロードしてくれた…のだろうか。

サクソフォーンコングレスの様子を収録したものは、今までもAdolphesax.comからたどれるムービーがあったが、今回紹介するものは、画質・音質の点でかなり優秀だ。

・とりあえずこれ見てぶっ飛んでくださいませ。ヴァンサン・ダヴィッド Vincent David氏の演奏で、ブーレーズ「二重の影の対話」サクソフォーン版。開いた口が塞がらないほどの超絶技巧の応酬。


・U.Pompeの作による、2本のテナーサクソフォーンとオーケストラのための「Blizu」。こちらもなんだか凄い。独奏はミハ・ロギーナ Miha Rogina氏とベトゥカ・ビジャック・コトニック Betka Bizjak Kotnik女史。ロギーナ氏の名前は、日本でもけっこう有名なんじゃないだろうか。


・マルカス・ワイス Marcus Weiss氏の独奏による、Johannes Maria Staudの「Violent Incidents」。名前そのままの爆発系音楽(笑)。しかし、高レベルの演奏であることは間違いない。


・現代作品が続いたので、このムービーでクールダウンすることをおすすめ。カナダ出身で、現在はドイツで活躍するダニエル・ゴーティエ Daniel Gauthier氏を独奏とする協奏曲、 Pierre-Philippe Bauzinの「Poeme」。それにしても、なんて優しい音色だ。


他の奏者の演奏もアップされないかなあ。

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