2006/09/05

ああ、廃盤レコード

(土曜のことですが、)オークションで、クロード・ドゥラングルの室内楽デビューであるREM盤の落札に失敗(T_T)…たぶんこの先10年は出会えないかも。いや、もしかしたら一生…ショーック!

ドゥラングルのデビュー盤というと、ギャップ国際コンクールでの優勝後にモンテ・カルロ響と吹き込んだドビュッシーの「ラプソディ」が比較的知られているが、オディール・ドゥラングル女史とデュオを組んで1980年代に録音した「Duo Delangle(REM)」というLPは、ちょっとした穴場なのだ。シャルパンティエ、ティスネ、コンスタンと、選曲も一癖あって、見つけたときは嬉しかったのだがなあ。むむむ。

冷静に考えてみると、21世紀にもなってLPを買おうとしている自分っていったい…。レコード会社の方、盤起こし&CD-Rでもいいのでぜひぜひサックスの名盤のCD復刻をお願いいたしますm(__)mってここに書いても意味ないのかなあ。

数ある名盤(ミュールのソロや四重奏、デファイエのソロ(Crest)や四重奏(CBS Sony)、ヘムケのコンチェルト集、等々挙げればきりがない)はサックス界にとって大きな資産だと思うのだけれど、廃盤のままだったり、運良く再発してもすぐ絶版になったりしてしまうのは、この大量生産大量消費の時代にあっては仕方がないことなのだろうか。

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