2013/10/29

New Sax Quartet & Amstel Quartet on Vimeo

ザグレブ大学における、オランダのアムステル・カルテットと、クロアチア?のNew Sax Quartetによるジョイントリサイタルの演奏動画。

http://vimeo.com/43890988

New Sax Quartetのステージ
Mirela Ivičević - Red, White, End
Matthias Kranebitter - Tezcatlipocas
Tena Ivana Borić - Piece for Amy
Dubravko Detoni - 44 per 4 in 4
Mirela Ivičević - Goldspell

Amstel Quartetのステージ
Fant de Kanter - FEINT part II
Albert van Veenendaal - Minor Incidents 2,3
Jorrit Dijkstra - Shruut

ジョイントステージ
Gordan Tudor - BUPROPION AVENUE

知らない曲ばっかりだ…(^^;内容もかなりシリアス。

2013/10/27

長野県・諏訪の四賀公民館で演奏

"ちさカル"という名前の団体で、長野県・諏訪の四賀公民館で演奏してきた。臨時編成の団体で、TSQのN、BCSEのS藤さん、以前サクソフォニーで一緒だったあやねえさん、というメンバー。

朝の5時に、車で自宅付近で拾ってもらい、中央道を西へ西へ。心配していた渋滞にも巻き込まれず、余裕を持って会場に到着することができた(行き帰りで車出しをしてくださったS藤さん、あやねえさんご家族には長距離を運転いただいて感謝!)短いリハーサルの後、10:00から演奏開始。60人以上の方に聴いていただけたようだ。たくさん座席が埋まって嬉しかった。セットリストは以下の通り。

大友良英「あまちゃん・オープニングテーマ」
「ビリーブ」(ソプラノx2)
「涙そうそう」(アルトx2)
アメリカ民謡「茶色の小瓶」(テナー&バリトン)
プッチーニ「誰も寝てはならぬ」(バリトンx2)
伊藤康英「カルメン・ファンタジー」
モリコーネ「ニュー・シネマ・パラダイス」
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
ジャンジャン「サクソフォン四重奏曲より第1楽章」
「坂本九メドレー」
伊藤康英「木星のファンタジー」
葉加瀬太郎「情熱大陸」
「四季の童謡メドレー」
「ふるさと(アンコール)」

楽器・メンバー・曲目紹介のMCも挟みながら、二部構成の、なんと1時間40分に及ぶコンサート。練習がたったの2回と、初めてのメンバー組合せであることと、曲数が多いことに対してかなりシビアな状況ではあったが、なんとか最後まで演奏できた…。お客様の反応もよく、楽しく演奏することができてとても嬉しかった。

帰り際に十間堂茶屋という素敵なお茶屋さんで(12月にサクソフォン2本とフルートのトリオで演奏の予定がある)で美味しい昼食を頂き、諏訪大社下社に寄ってから東京へ。帰りは渋滞に巻き込まれて大変だったが、5時間以上かけてなんとか21:30に練馬に到着、そこから電車で家まで戻った。いやー、長い一日だった。今日はぐっすりと寝られそうだ(笑)

演奏会場の四賀公民館外観。

2013/10/26

Philippe Geiss@シルバーマウンテン

たまたまチケットの都合がつき(Keiさんありがとう)、予定も上手く合ったので聴きに伺うことができた。いやー、楽しかった。聴けて良かったなあ。

Philippe Geiss - Improvisation
Christian Lauba/P.Geiss - Steady Study
Philippe Geiss - Sax Hero
Philippe Geiss - Birds Conversation
Gerald Preinfalk - Tri Oto Logie
Hector Villa Lobos/P.Geiss - Bachianas No.5
Jerry Bergonzi/P.Geiss - New in the Neighborhood
Philippe Geiss - Kawala
Philippe Geiss - Branora
Philippe Geiss - Klezmer Salsa
Philippe Geiss - Sir Patrick

最近、妙に日本&世界のサクソフォン界を騒がせているフランス・ストラスブール音楽院フィリップ・ガイス Philippe Geiss教授、堂々のシルバーマウンテン登場である。ガイス氏は洗足学園音楽大学の客員教授を務めており、その縁あってのことなのだろう。シルバーマウンテンのオープニングコンサートシリーズは、洗足学園音楽大学の総力を結集したという趣だが、まさか客員教授のガイス氏までも来るとは…驚き。

プログラムが、やはりガイス氏ならではというもので面白い。自作だったり、即興だったり、他人のものであってもガイス氏流のスペシャルアレンジが施されていたり…である。無伴奏で演奏された最初の三曲は、まさにそれぞれがガイス氏のプログラミングの特徴をよく表しているものだった。無伴奏の即興では、サクソフォンと戯れるかのように流麗かつクールに決めてみせ(演奏スタイルは現代フランスのもの、という印象が強い)、かと思えばクリスチャン・ロバの「Steady Study on the Boogie」の一部を抜粋、さらにガイス氏ならではのユーモアをプラスし(最後の最低音!)、「Sax Hero」はファンキーな自作を見事に演奏していた。

さらにパワーアップしてのエレクトロニクス、というかサウンドトラックとの共演では、独特の音世界が眼前に広がった。今でこそ珍しくなくなったエレクトロニクス作品だが、ガイス氏のプログラミングや演奏に接すると、このジャンルにはまだまだ魅力的な作品があふれているのだなという思いを強くするのだった。Gerarld Preinfalkの「Tri Oto logie」は名曲!各楽章の独立した印象が鮮烈である。なんと一部最後には「New in the Neighborhood」にてオルジーのコントラバスサクソフォンを使うというサプライズが。まったく、楽曲も演奏もジャンルも"ボーダレス"な懐の深さを感じる。

後半は、洗足学園音楽大学のサクソフォン専攻の学生と共演。声とサックスのドローンの上に即興を重ねる「Kawala」、スラップにより形作られるリズムとファンキーなソロが印象的な「Branora」、楽しさに溢れる「Klezmer Salsa」と「Sir Patrick」…。充実したサウンドを楽しんだ。ガイス氏はもちろんだが、今の若い方達って上手いですよね。リズム感とか理想とする音色感とか、おそらく私の世代とは10年ほど違うはずだが、ある種の断絶のようなものすら感じるほどだ。

帰り際にtfm氏とKeiさんと長江飯店に寄っておしゃべりし、帰宅。さあ、明日は朝が早いからそろそろ休まないと。

Nicolas Prost plays "Sax Hero"

ニコラ・プロスト Nicolas Prost氏が、フィリップ・ガイス Phlippe Geiss氏の書いたソプラノ・サクソフォンのための無伴奏作品「Sax Hero」を演奏している動画。圧巻である。

2013/10/24

雲井雅人サックス四重奏団「マウンテン・ロード」

すでに、日本を代表する四重奏団の一つとして定着した雲井雅人サックス四重奏団、通称「雲カル」。定期演奏会やCD発売のたびに大きな話題となるが、既に1996年の結成から17年経過しているというから驚きだ。もし、雲カルが存在しなかった、ということを考えた時に、果たして2013年現在の日本のカルテットのレパートリーはいったいどうなっていたかと考えると、ちょっと恐ろしいものがある。実際、彼らが日本初演した作品が、スタンダードなレパートリーに定着してしまう例は多い。かくいう私も、雲カルが開拓したレパートリーにはとてもお世話になっているのだ。「レシテーション・ブック」や、「シャコンヌ」など…。

その雲カルのファーストアルバム。録音は2001年、秩父ミューズパーク音楽堂にて。今眺めても凄い曲目だと思う…。

「マウンテン・ロード(Cafua CACG-0039)」
ヨハン=セバスティアン・バッハ - パルティータ第四番ニ長調 BWV828
ウィリアム・バード - ソールズベリー伯爵のパヴァーヌ
生野裕久 - ミサ・ヴォティーヴァ
ヨハン=セバスティアン・バッハ - われら悩みの極みにありて BWV641
ディヴィッド・マスランカ - マウンテン・ロード

収録された「パルティータ」「ミサ・ヴォティーヴァ」「マウンテン・ロード」は、いずれも第一回の定期演奏会で取り上げた作品である。冒頭のバッハから美しい響きに心を奪われる。個人的には(一番最初に聴いた時は)それまでフレンチな音色が大前提にあったからか、ピンとこなかったが、聴くほどに魅了されていったのをよく覚えている。やはり「マウンテン・ロード」は名曲!トランスコンチネンタル四重奏団の演奏など問題にならない!サクソフォン四重奏のレパートリーの中でも、例外的に高いメッセージ性を備えた作品である。雲カル以上の演奏など想像することすらできない。

2013/10/23

第7回Aeolus International Competitionの動画

Bartlomiej Dus氏の演奏によるグラズノフ「協奏曲」と、Eva Barthas氏の演奏によるシュトックハウゼン「友情に」の録画。時間があればこのコンクールが何なのかをゆっくり調べたいのだが…。

http://vimeo.com/49571169

2013/10/22

安井寛絵さんの演奏案内

安井寛絵+松宮圭太+渡邊裕美「サキソフォーン、エレクトロ二クスによる空間表現の現在」という催し名で、安井寛絵さんほか2名のメンバーによる演奏予定があるそうだ@トーキョーワンダーサイト渋谷。2013年11月26日(火)19:00~

以下、サイト上の解説文を引用する。

フランスで活動する演奏家、作曲家、音響リアリゼーターによるプロジェクト・パフォーマンス。新曲初演を含むサックスと電子音響によるミクスト作品を4作品紹介し、リアルタイム音響とマルチチャンネルスピーカーによる空間表現のデモンストレーションおよび解説、そしてサックスと電子音響による三者コラボレーションの即興演奏を加えたプログラムとなっている。専門の異なる三者による音楽の現在への追求、およびテクノロジーと伝統的音楽表現の現在を、解りやすい形で日本の観客、来場者に味わって頂きたい。

エレクトロニクス作品の、レクチャーを交えた演奏機会と捉えれば良いだろう。なかなかレアな機会であり、サクソフォンとエレクトロニクスに興味が有る方もそうでない方も、ぜひたくさんの方に聴いて欲しいと思う。そうでなくても、フランス・パリで最先端のサクソフォンに取り組んでいる方の演奏など、めったに聴く機会はないのだから(お話してみると、全然そんな感じではなく、とても親しみやすい方なのだが…)。

安井さんの演奏をまとまって聴くことができたのは、だいぶ前に開かれた帰国リサイタルだが、その時も凄い演奏に感銘を受けたものだ(当時の記事)。いずれも素晴らしかったのだが、野平作品とデニゾフの印象は、今でも残っている。

詳細は、下記ページから。

http://www.tokyo-ws.org/archive/2013/10/post-145.shtml

ちなみに、イベントの詳細ページに飛んだ先で使われている写真は、Juan Arroyo「Sikuri I」の演奏風景…のはず。