「Zappy」ではなく「Zappay」だった。
織田英子「東回りの風」の第2曲の原曲について調べており、「Zappy」でいくら探しても見つからなかった。カタカナ書きの「ザッパイ」の語感から、スペルを疑って調べたところビンゴ。自筆譜ないし出版譜のスペルミスがそのまま流布されているのだろう。ルネサンス期スペインの、「Zappay (lo campo)」という器楽曲である。タイトルの日本語訳については、「酒宴」とか「野を耕せ」とか、いくつかの情報があるが、正しい情報を特定できていない。
ジョルディ・サヴァールという古楽演奏家・指揮者の盤の音運びと Capella de Ministrersという演奏団体の和声感が、参考となっているようだ。以下は、ジョルディ・サヴァールの演奏。
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