2022/12/11

Jacques Desloges演奏のデュボワ「ディヴェルティスマン」

ジャック・デロージュ Jacques Deslogesは、1934年9月2日パリ生まれのフランスのサクソフォン奏者である。パリ音楽院に学び、1964年にはマルセル・ミュールのクラスで一等賞を得た。その後、1969年にオーケストラ指揮の高等ディプロマを取得した。1975年から2002年まで、ヴェルサイユ音楽院でサクソフォンを教え、種々のコンクールの審査員も務めた。

フランス国立管弦楽団、パリ・オペラ座、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの首席サクソフォーン奏者としても活躍。1986年から1992年までフランス国家警察音楽隊の首席指揮者、1995年から1999年までル・ペック市立音楽院院長、2000年から2001年までセルジ・ポントワーズ国立地方音楽院副院長を務めた。

また、1972年から1982年までフランスサクソフォン協会(ASAFRA)の事務局長を務め、サクソフォンや、その音楽的課題、作曲家、レパートリーについて多くの記事を執筆している。

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以上、フランス語版Wikipediaの抜粋だが、そのデロージュ(デスロジェ?)氏の演奏である。Pierre-Michel Le Conte指揮ORTF。ピアノとのデュオ版との、小回りが効いた演奏の印象が強いせいか、やや散らかった感触も受けるが、キラキラと細かい仕掛けが楽しい演奏だ。

ところで、一つ前のトラックには、モーリス・アラールの演奏が収録されている。これも聴きもの。


自身の名前を冠したカルテットの写真。メンバーは以下。

Jacques Desloges ジャック・デロージュ(デスロジェ?), soprano sax
Michel Trousselet ミシェル・トゥルーセル, alto sax
Bernaud Beaufreton ベルナール・ボーフルトン, tenor sax
Michel Lepeve ミシェル・ルペーヴ, baritone sax



2 件のコメント:

木下直人 さんのコメント...

デスロジェと言えば、ビゴー時代のフランス国家警察バンドの首席サックスでした。

ビゴー引退後は指揮者に就任してましたね。

ボーフルトン氏はギャルドのメンバーでしたが、現在はご夫婦で暮らしておられます。

faceブックで時々情報をくれます。

kuri さんのコメント...

歴代のフランス国家警察音楽隊の指揮者リストがありました。
ボーフルトン氏はご健在なのですね!

(1943 - 1944) Jules Semler-Collery (1902-1988)
(1944 - 1956) ?
(1956 - 1968) Maurice Huré
(1968 - 1986) Pierre Bigot (il fut chef-adjoint de 1964 à 1968)
(1986 - 1992) Jacques Desloges
(1992 - 2006) Benoit Girault
(2006 - 2007) Alain Decourcelles
(2007- 2009) Alexandre Jung
(2009 - 2015) Jérome Hilaire
(2016 - Alexandre Piquion

http://polices.mobiles.free.fr/musique/musique_PN.html