九州を中心に活躍するサクソフォン奏者、荒木浩一氏のJ.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲第1-5番」の録音が、iTunesに登場した。
iTunesへのリンク:
https://itunes.apple.com/jp/album/cello-suites-no.1-no.5/id1121463694
「無伴奏チェロ組曲をバリトンサクソフォンで」、というアプローチは、比較的昔から存在し、また、CD化されているものも多い。例えば、Henk van Twillert氏の「Bach: Cello Suites」、Todd Oxford氏の「Finesse」、栃尾克樹氏の「影の庭」「エヴォカシオン」などである。"無伴奏"作品、かつ、同曲は非常に基本的な音楽の構造をしているということもあって、奏者の個性やアプローチの違いが如実に表れる、という点で、注目すべき内容と思う。
荒木氏の演奏を少しだけ試聴してみたが、バリトンサクソフォンの持つパワーのある音色を基礎として、横向きへの繋がり(フレーズの持続性)をも併せ持つ、そのような演奏だと感じた。実は私自身はiTunesユーザーではないので、全曲を聴く…というわけにはいかないのだが、いずれ入手しようかと考えている。
試聴(プロモーション用の動画)は、以下のYouTubeからどうぞ。
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