2015/09/23

Classical & Pop Music x Saxophone Quartet

連休の最終日、小林さん、赤木さんらが参加する四重奏の演奏会に伺った。そういえば、小林さんがカルテットの中でソプラノを吹いているのを見るのって初めてだな。

【Classical & Pop Music x Saxophone Quartet】
出演:小林正憲、赤木俊祐、藤井洋一、納富麦
日時:2015年9月23日(水曜・祝)14:00開演
会場:名曲喫茶カデンツァ
プログラム(うろ覚え):
L.ハーライン - 星に願いを
J.S.バッハ - イタリア協奏曲より第1,3楽章
久石譲 - ジブリ・メドレー
J.B.サンジュレ - 四重奏曲第一番より第1,4楽章
樽屋雅徳 - マゼランの未知なる大陸への挑戦
M.ジャクソン - Bad
M.ディヴィス - So What
黒人霊歌 - 聖者の行進
高橋宏樹 - アルルのサックス展覧会
菅野よう子 - 花は咲く
C.コリア - ラ・フィエスタ
アンコール1曲目なんだっけ?
M.ジャクソン - Man in the Mirror(アンコール)

※プログラム冊子等がなかっため、プログラムや順番はうろ覚えにて失礼。

サロンコンサートくらいの気合いで伺った所、まさからの2時間構成のフル・リサイタル並の内容、演奏も一切手抜きなしだった。アレンジ作品のほとんどを、オリジナルのアレンジで固めるあたりにもこだわりを感じる。MCを聞く限り、これはどうやらバリトンを演奏されていた納富麦さんの手によるものが大半(全部?)を占めていたようで…また、そのアレンジも、かなり手の込んだ内容で、お馴染みの曲であっても、どのような響きが飛び出すのだろう?というワクワク感の中で聴き進めていくこととなった。アレンジの対象は「星に願いを」や「ジブリ・メドレー」くらいならわかるが、まさかのマイルスやチック・コリア作品、果てはマイケル・ジャクソン、どころか、最後には樽屋氏の吹奏楽作品までと、恐れ入る。

演奏は、アンサンブルとしても、各奏者のプレイも、どれも見事だったが、赤木さんのアルトの音やフレージング、凄かったなあ。少し深めで細かいヴィブラートを伴った演奏スタイルで、サクソフォンという楽器なのになぜこんなに純粋に美しいと思えて、嫌味に聴こえないんだろう(他の方の演奏が嫌味だった、ということではないよ)。いやはや、聴き入ってしまった。

クラシックのレパートリーが、いかにも一番有名なの持ってきました、という感じだったのが(演奏が良かっただけに)ちょっと残念だったので、もうちょっと玄人受けするやつもぜひ1曲くらいお願いしますm(_ _)m

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